Ultimate Agile Stories Iteration 2 で先達のスゴ技を読んでみませんか
アジャイル戦略室のこしばです。
先日書いたこちらのエントリーのの続報です。
究極のアジャイル同人誌、UltimateAgileStories iteration2の執筆者とタイトル一覧が発表になりました!
・表紙デザイン/みずの
・UltimateAgileStories Iteration2刊行にあたって
・アジャイル放談/Ultimate Agile Stories編集部
・はじめの一歩を踏み出そう/倉貫 義人
・エクストリームプログラミングのプラクティスを深掘りしてみた/天野 勝
・アジャイル開発チームに気をつけろ!/土屋 ひでみつ
・「ふりかえり」を通じてメンバーに積極的に関わっていこう ~ 管理職から始めるアジャイル/岡島 幸男
・チームへの期待を明らかにする/吉羽 龍太郎 (@ryuzee)
・コミュニティがチケット駆動開発を支える/小川 明彦
・TOC(制約理論)のススメ/柴山 洋徳(@shibao800)
・アジャイルと創作、あるいはタイバニという作品から敷衍した情報化社会でのものづくりについて/みかまま
・コンテキストでの利用を意識した要求とフィードバックのタイプ分け/森崎 修司(@smorisaki)
・フィードバック要求開発重要/川端 光義(@agilekawabata)
・アジャイル・スタートアップ ~成功に導く7つのプラクティス~/西 丈善
・アジャイルプロセス、脱・請負宣言/濵 勝巳
・“Just get out there and do it”/永瀬 美穂 (@miholovesq)
・アジャイル開発で大切なことは何か?/松浦 洋介(@ayaya1024)
・エンタープライズ・アジリティについて本気出して考えてみたら…/@tetsu_m(てつ。)
・会社とか企業経営について学んだことを順にメモしてみます/川口 恭伸
・組込みでアジャイル?ではなく、組込みだからアジャイル!/前川 直也
・組み込み開発でのTDDの諸問題に対応する/井芹 洋輝
・The World Is Mine/藤原 大(@daipresents)
・次の10年に向けた開発環境との向き合い方/長沢 智治 (@tomohn)
・Ultimate Agile "Cat" Stories/(あ)
・記事を書こう!/野口 隆史
・新たな協議会設立への思い/新保 康夫
・アジャイル開発をオフショアに展開するキーポイント/長瀬 嘉秀
・アジャイルな開発をうまく続けるために/原田 騎郎
・アジャイルテスティングとドキュメントについて考える
/agile.swtest ながた、しんすく(け)さん(編集 かわにし、おうみ)
・アジャイルテスティングを始めるにあたって気をつけたいこと/細谷 泰夫(@yasuohosotani)
・ぼくのかんがえたさいきょうのふりかえり/やっとむ こと 安井 力
・「タイムライン」と「KPT」併用のススメ/串田 幸江
・システムと品質にまつわるエトセトラ/大野 晋
・アジャイル、続けました/山中 美智子
・アジャイル風の開発で集中を実現する/阪井 誠(@sakaba37)
・論語とアジャイル: 孔子はどれくらいアジャイルか?/羽生田 栄一
・僕にとってのアジャイル/中村 薫(@kaorun55)
・探索的スモークテストとかどうでしょう?/かわにし( @tosikawa )
・アジャイル開発におけるシステムテストの自動化について/小井土 亨
・アジャイルの好きなところ/中村 洋(@yohhatu)
・Why Agile?/市谷 聡啓(@papanda)
・航空機開発プロジェクトを通じてプロジェクトのサイクルをその身に刻み込むんだよ!!
/こしば としあき(@bash0C7)
・強いチームを作るために気をつけたい8つのことがら/よしうみ(@yoshiumi2010)
・東北で気づいた大事なこと/懸田 剛
・あとがき
凄腕の先達たちの卓越した技術やぶっちゃけた想いを一気読みできると思うと、今から楽しみで仕方ありません。
このなかで私は、最後から四番目、「航空機開発プロジェクトを通じてプロジェクトのサイクルをその身に刻み込むんだよ!!」という話を寄稿させていただきました。
頒布開始は、8月12日(日)コミックマーケット82 東京ビッグサイト 東地区 Uブロック14bとのことです。
私も別ブースで出展しておりますので、夏のビックサイトでお会いしましょう。
一般参加の詳細については、コミックマーケット公式サイトの説明を御覧ください。
ふりかえりを圧倒的に社内に浸透させるとびきり冴えたやり方 其の一
タイトルは煽り過ぎました、すいません。
レトロスペクティブ神泉というエントリでも書きましたが、現在VOYAGE GROUPでは「ふりかえり」を注力ポイントとして推進しております。
アジャイル戦略室のメンバーが各プロジェクトに参画して推進も行っていますが、もっと浸透度を高めるためにポスターを張り出すことにしました。現在は各フロアのトイレに1~2枚張ってあり、まわりから「見たよー」と声を掛けられることも多いです。
▼堅苦しい文章より直観的な図を使おう!
という方針で出来上がった第1弾です。
いかがでしょうか? 手前味噌ですが、ゆるい感じでいい感じですよね。
▼検討時は和気あいあい
第1弾の検討風景
来月公開の第2弾の検討風景
第2弾が出来上がったらまた紹介したいと思います。
みなさんも何か社内に浸透させたいときがあれば、ぜひ図を張り出してみてください。
オススメです!
Ultimate Agile Stories - Iteration 2 に寄稿しました!
アジャイル戦略室のこしばです。
この夏、コミックマーケット82にて頒布されるアジャイルをテーマとした同人誌、「Ultimate Agile Stories - Iteration 2」にわたしも記事を寄稿させていただきました。
昨年夏にでた「Ultimate Agile Stories - Iteration 1」のイテレーション2、つまり続編2冊目となります。
Iteration 1は公開されている目次をご覧いただいたらわかるようにまさに『キュウキョク』な内容となっています。きっとIteration 2もスゴイことになってると思いますので、詳細情報の告知をお楽しみに!お楽しみに!
なお配置は、8月12日〈日〉東京ビッグサイト 東地区 Uブロック14bとのことです。参加にあたってはWebサイトの案内とパンフレットをご覧ください。
わたしも別サークルから出展もしていますので、夏のビッグサイト3日目でお会いしましょう!
イテレーション最終日を金曜日にしない
photo by fixlr
こんにちは、VOYAGE GROUPアジャイル戦略室の@chiseiです。
突然ですがみなさんはイテレーションの終わりに何曜日を設定しますか?
私は金曜日以外に設定しています。
金曜日はさっさと帰りたい
花の金曜日、さっさと帰りたいですよね?
金曜日をイテレーション最終日にすると成果物のフィードバックMTG、スコープの振り返りMTGや次回イテレーションのスコープ定義MTGなど数々のMTGをこなし決定事項をまとめ、イテレーション中に完了しなかったチケットを移動したり処分したり、、、本当にやることてんこ盛りです。ただでさえ週末は忙しいのにイテレーションの最終日に設定してしまうと肉体的にも精神的にもきついです。
もし金曜日がリリース日だったら
イテレーション最終日はキリが良いのでリリース日に設定してしまう、なんてことはないでしょうか?
金曜日=リリース日だといろいろと大変になる可能性があります。
金曜日をリリース日にしない理由(@katzchang調べ)
- 長引いたら飲みにいけない
- 無事終わって遊びに行ったら突然のメール
- 次の日にトラブル発覚
- というか当日にトラブル発覚 ...
ではイテレーションの最終日に適しているのは何曜日か?
金曜以外であれば何曜日でも問題無いと思います。ただ、日本の祝日はよく月曜日に設定されているのでいつものペースを保ちたいのであれば月曜日も避けたほうが良いかもしれません。つまり、火水木のどれかが適していると言えます。
美人すぎるエンジニアに贈るふりかえりのコツ100連発
タイトルは気にしないでください。
こんにちは、VOYAGE GROUP アジャイル戦略室の水越と申します。
私の所属するチームでは毎週ふりかえりを行っていて、なかなかうまくできているのでここで紹介しちゃいます。
ふりかえりは毎週金曜日に会議室を取って30分間でやっています。
4人の小さなチームなのでこれくらいの時間でちょうどいいです。
【やり方】
・まず最初に先週のTryを出来たかどうかを確認する。
・Keep(良かった事), Problem(問題だった事)をそれぞれ付箋に書いてホワイトボードに貼る。
・Keep, Problemをファシリテーターが読み上げていく。書いた人が説明したり他の人が感想を言ったりする。
・Tryにすることをみんなで考えてホワイトボードに書いて、次の一週間でやってみる。
・ホワイトボードの写真を撮って印刷してカベに貼っておく。
公開できない内容もあるので写真はぼかしています。
ふりかえりの内容は、仕事に関係する事からプライベートな事まで、何でもアリです。
遠慮なく何でも書いています。
あの人はあれがうれしかったんだ、とか、あの失敗を気にしてたのか、とか知る事ができて面白いです。
【ちょっと紹介】
これまでのふりかえりの写真からちょっとだけ紹介します。
↑チームからタッキーが抜けるとき。
Keepに書いてありますが、抜けた事を歓迎しているわけではありません。
いままでの感謝の気持ちのKeepです。
↑お弁当を注文し忘れた人が書いたproblem。
「がんばる」というtryですがこの後も何度も忘れています。
↑ディズニーランドに行ってきた。
こんなのもアリです。
チームからは「シーもオススメ」というtryが出ました。
【最近の試み】
最近はふりかえりにゲストを呼ぶという試みをしています。
別のチームから興味がある人を呼んで、ふりかえりを見学してもらうのです。
自分たちがやっている事や思っている事を共有したいと思ってはじめた試みです。
うまくいったらまた報告しますね。
【ふりかえりの様子】
ふりかえりの様子を連続写真に撮ってみました。
少しでも雰囲気伝わりますかね?
盗撮風に見えますが許可取っていますよ。
【まとめ】
ふりかえりをすると問題が解決する!という感じではないですが、
チーム内ではふりかえりはやって意味ある事だとふんわりと共有されています。
ふりかえりをやっていない人もこの記事をみて面白そうだなと思ったら試して見てくださいね。
レトロスペクティブ神泉
この春、「ふりかえり」を注力ポイントとして、短い周期でふりかえりを繰り返し行っていくことの推進活動を行なっています。
短い周期でチームやプロジェクトの「ふりかえり」を行うことで、課題の早期発見・早期解決が行えたり、お互いの考えを認識しあえたり、チームが自分たちの事を自分たちでよりよくできたりといった効果があります。
今回、このふりかえりに着目して、推進を行なっていこうとしている理由はこれまでの活動から得られた下記2点の気付きからでした。
一つは、事業やコンテキストを問わず効果を発揮できることです。
VOYAGE GROUPは事業開発会社を標榜しており、様々なドメインの事業を営んでいます。それゆえドメインごと事業ごとに多様な強みと制約と工夫を持っています。そういう多様さの中にあってもふりかえりはそれぞれのチームごとに実施し、価値を生み出すことができます。
いかにドメインが様々でも、置かれた状況が様々でも、仲間たちが協同で事に望んでいることにはかわりありません。
ふりかえりはその共同している仲間たち自身に作用し、自分たちの事を自分たちでより良くしていく事をサポートできるいいツールと考えています。
もう一つは、サイクルを生み出す鍵となりうることです。
先程、「自分たちの事を自分たちでより良くしていく事」と述べましたが、ふりかえりをちょうどフィードバックポイントとすることができます。
例えばふりかえりにKPT法を使うのであれば、続けたいことと問題点を認識し、次に何に挑戦するかをサインアップします。そして次のふりかえりで、その結果どうなったかを認識し、更に次の手を打つ、ということに繋がります。
もし、1週間に1度ふりかえりを行えば週次のサイクルが生まれ、繰り返すことでチームのリズムが作られていきます。更に、これに1ヶ月ごとのふりかえり、3ヶ月ごとのふりかえりを行うと、さまざまな視点で多層的に省みたり、より心地よいリズムを刻むことができるようになります。
その上で今は、グループ内の様々な事業やチームでふりかえりを気軽にかつ効果的に行えるように、重ねてきた事例と経験からコツとノウハウをシンプルにまとめようとしています。
グループ内だけではなく、こちらのブログやカンファレンスなどでもその成果を公表しようと思います。
ご期待ください!
はじめまして、株式会社VOYAGE GROUP アジャイル戦略室のブログをはじめました。
株式会社VOYAGE GROUP アジャイル戦略室のブログです。
わたしたちアジャイル戦略室は、人を軸とした事業開発会社である株式会社VOYAGE GROUPの価値を生み出すサイクルつくりをアジャイルな工夫・知識・考え方でサポートする集まりです。
社内でのScrum実践支援、ふりかえり支援、セミナー開催、情報発信などを行って来ました。
社外での活動は、Scrum Gathering Tokyo2011、XP祭り2011、Agile Samurai Dojo Gathering、Agile Japan 2012 サテライト<仙台>などのカンファレンス・イベント登壇を行ってきました。
それらに加えてこのブログでもって情報発信をしていきます。
よろしくお願いします!